【金融が分かる資産運用入門】
全国銀行協会の奥正之会長は農林中央金庫が協会に加盟したことを
記者会見の席で発表したことが明らかになりました。
この際、加盟に関して協会の構成メンバーは基本的には民であること
を強調して説明したもようです。
また、今の時点では、ゆうちょ銀行から加盟の打診もないことから検討
していないとし、10月の民営化後も政府の出資が残るゆうちょ銀行の
加盟を当面認めないことを明らかにしたもようです。
今回の農林中央金庫の加盟をめぐって、当然のことながら郵政民営化
で発足するゆうちょ銀行の取り扱いにも発展することから、競合する地方
銀行などから慎重意見が出ていたもようです。
また、12月にも全面解禁される保険商品の銀行窓販について、今後銀行
は保険会社と販売方法、法令順守、事後処理などについて議論を重ねて
いくことを明かにしたもようです。
そして、保険会社の不払い問題が社会問題にまで発展したことを教訓と
して予定通り全面解禁すべきと強調しております。
一方で、銀行窓版をめぐっては、不払い問題の発生を機に、一部で時期
尚早との指摘も出ているもようです。
6月に政府が反社会的勢力との関係遮断の取り組みを推進するよう指針
を公表したことを受け、関係当局との連携を強め、データベースの構築を
目指したいしております。
また、金融機関同士で情報を共有することにより、反社会的勢力の介入
排除につなげたいとの考えを明らかにしております。
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【引用もとの記事】
（フジサンケイ ビジネスアイ）
『「ゆうちょ銀加盟、当面認めず」 全銀協会長改めて表明』
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