金融商品の中でもかなり古い部分に入る外国債券ですが、外国
債券とは、今現在、米国国債をはじめとした、日本以外の海外諸
国・地域で発行される債券のことをいいます。
金融商品としての仕組みが複雑なため簡単に解説させていただく
ために、外国企業や、外国政府が日本国内で発行する債券も含
めて、外国債券という範疇でくくらせていただきます。
米国国債など外貨建てで発行される債券のことを外貨建て外債と
いいます。外貨建て外債のリターンの源泉は、当該通貨国の金利
情勢と為替相場となっています。
これは債券の項目でも説明しましたが、外国債券も当該通貨国の
金利水準が低下傾向をたどれば、それだけ債券の取引価格が値
上がりするため、金融商品としての収益性がアップします。
例えば、2000年以降米国の金利水準は低下傾向をたどっていま
すが、その結果、米国国債などの債券価格は値上がり基調となっ
ており、米ドルベースで見た収益性はかなり上昇します。
そして、外貨建て外債の場合、為替相場の変動も無視することが
できません。いかに当該通貨国の金利水準が低下し、債券価格
が値上がりしたとしても、外国為替市場で円高が進むことにより
円ベースでの手取額は目減りします。
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