【金融が分かる資産運用入門】
債券を中心に投資されている方にとって、あまり耳にしたくない事実かもしれ
ませんが、ロイターの記事によりますと2007年上期は受難の時期とされて
おり、また、下期の見通しも決して明るくはないもようです。
投資銀行シティがさまざまな政府債リターンの指数を基に発表したデータでは、
1─6月期は幅広く損失が出たことが明かになりました。
ちなみにユーロ圏の11カ国を含む26カ国のうち、自国通貨建てでリターンが
プラスとなったのは、たった6カ国しかございません。
以下、主要国の上京となっております。
米 国 1.0%(小幅プラス)
日 本 0.34%(マイナス)
ユーロ 1.72%(マイナス)
英 国 3.55%(マイナス)
米10年物国債利回りは6月末現在、年初から32.4ベーシスポイント(bp)
高く、ユーロ圏10年物政府債は59.6bp上昇、英10年物国債は72.9bp
上昇することとなりました。
そんな中、米国でも目先の利下げ可能性が後退したことから、利上げを
予想する声も聞かれはじめたようです。
債券投資家にとって救いとされているのは、リスクとされ、懸念させる
ようなイベントが、利回り上昇を抑制するとされております。
債券のパフォーマンスが好例としあげられております。
また、今後、好転になる要因として世界の株式市場が失速したり、企業
の収益が伸び悩むような状況になることで、高利回りが魅力的に映る
ケースも出てくる可能性があるとしております。
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【引用もとの記事】
ロイター
『債券投資家の受難、今年下期も続く見通し』
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