世界的に金融不安が広がっていることを受けて株式市場が低迷する
ことを余儀なくされているため投資信託の販売は落ちています。
こうした背景には国内外の株価が大幅に下落した以外にも、円が海外
通貨に対して大きく上昇したことによって、外貨建てファンドなどの資産
価値が目減りしたことが要因としてあげられております。
円は10月から11月にかけて米ドルやユーロに対して10%前後上昇し、
また、豪ドルなどの高金利通貨に対しては20%以上も上昇しています。
金融不安の影響で景気が一気に悪化しているため、投資家のリスク
を抑えるため、その他の金融商品に乗り換える動きが高まりました。
そして、そんな中で依然として人気が高いのが定期分配型ファンドで、
ここ数年で純資産を右肩上がりで伸ばしています。
特に、野村アセットマネジメントの毎月分配型ファンドである「野村新
世界高金利通貨投信」は人気を集めています。
実際に定期分配付きの債券ファンドの需要は根強いのですが、一方
で、住宅ローン債券問題の影響をモロに受ける格好で不動産投資信
託(REIT)ファンドへの関心はここにきて大きく後退してます。
そして、定期分配型のなかでも特に年金受給世代、団塊世代を中心
に人気が高いとされている毎月分配型ファンドに人気が集中してます。
やはり、毎月お給料を決まった額だけ支給されていたため、定期的に
支給される定期分配型ファンドに安心感と魅力を感じるようです。
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