【金融が分かる資産運用入門】
サブプライムローン問題により、米国経済の弱体化を懸念する声
が高まり、ドル売りが活発となっていることから、こうした動きを目論
んでか、中国の外貨準備ドル売り観測が高まっています。
中国がドルのポジションを減らせばそれに追随する形で市場にて
ドルの投売りが始まることとなります。
そうするとさらにドル安化が進みます。
金融市場においてドル切り下げに対するリスク、もしくは、その反対
に米ドル取引相手国のドルに対する自国通貨切り上げリスクが台頭
することへの警戒感が高まっております。
米国が利下げを続けるのに対し、中国は、利上げを継続中である
ことから、金利差によるドル優位性は大幅に縮小しています。
もともと、人民元高を抑えるのが目的で米ドル買い介入でドル資金
を大量に保有して中国にとっては痛いところです。
上述したことにより、米経済の世界経済に対する影響力低下が如実
に明かになり、こうした状況下で中国の外貨準備ドル売り観測や、
中東諸国のドル連動制度見直し思惑ということだと思います。
1971年にニクソン米大統領がドル切り下げを発表したことにより
ニクソン・ショックが勃発しました。
そういった警戒感が潜在的に漂っていることをと考えれば、7日の
中国報道や、産油国の通貨制度見直し思惑が拡大したことにより
ドル売りが活発化されたのだと思います。
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