【金融が分かる資産運用入門】
先月のFOMCで政策金利が0.5%利下げされたことにより、米サブ
プライムローン問題による信用不安が当面沈静化し、米国経済の
景気後退懸念が後退することとなりました。
これにより、大きく揺れていた米国株式市場は再び史上最高値を
更新することとなり、世界の金融市場もその動きに引きずられる
こととなり、これによって追加利下げ観測も後退しました。
そんな中、米大手証券のメリルリンチは7~9月期決算を発表した
のですが、注目されたのはサブプライムローン関連の損失です。
さすがのメリルリンチもこの問題から逃れることはできなかった
ようで、79億ドル(約9000億円)の損失を計上しました。
世界トップの金融機関が被ったサブプライム関連の損失としては
最大規模であることから、前日の米国株式市場は大きく下落する
展開となっております。
決算の話に戻しますと、メリルリンチの純利益は22億4100万ドル
(約2554億円)の赤字に転落することとなりました。
やはりサブプライムローン問題は相当根が深いことから、今後、
世界中の金融機関がなんらかの被害を被っていることが明かに
され、その度に市場が揺れる可能性があります。
ですので、金融商品への長期での投資は比率を低くするか控え
ることをお勧めいたします。
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