米国ではすでにリーマンショック以前の水準にまで株価を戻しましたので、今後世界経済
は改善の方向に向かうと思われている方も少なくないと思います。
おそらく金融機関の窓口ではそのように顧客に解説しているかと思います。
しかし、これは過剰な金融緩和によるもので実体経済を表していません。
米国の失業率は高止まりしたままです。
米国では今年もすでに昨年を上回るペースで銀行が破綻しています。
このため米国の中小企業は資金調達に苦しんでいるため経営がさらに悪化しています。
アップルやマイクロソフトのような大企業が過去最大規模の収益をあげているので、こう
いった報道だけ見ていると、見方を誤ってしまいます。
金融緩和政策を継続することになったので、しばらくは上昇を続けると思います。
そういった現実を理解したうえで投資信託の購入を選ぶ必要があります。
すでに株や投資信託へ投資された経験がある方は良いのですが、預貯金以外の資産運用
をこれまでやってこなかった方は、この時期投資は控えるべきです。
それよりも今後、世界経済が大きく後退することによる影響に備えるべきだと思います。
つまり、手持ちの現金を増やして、できるだけ無駄を切り詰めてください。
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