BRICsという言葉をご存知でしょうか?
最近よく新聞などのメディアで目にする機会が増えております。
ちなみに、BRICsとは、ブラジル、ロシア、インド、中国の頭文
字を取った造語にあたり、BRICs=ブリックスと発音します。
今現在、こうしたBRICs諸国の株式や債券などを中心に投資
するファンドが個人投資家の間で人気が高まっております。
こうした背景には、インドや中国の経済成長の高さがこれまで
の世界経済を支えていることあげられます。
また、ロシアは昨今の原油高により原材料の高騰から大きく
潤っており、サブプライム関連の商品で大きな損失を被るこ
ととなった欧米の金融機関を支えるほどです。
ですので、今後もBRICs諸国は世界経済の中心から外れる
可能性が低く、むしろ逆にこれまで以上に先進国の経済を引
っ張ることが求められております。
さすがに、ここ最近は、世界的な株安状態がつづいておりま
すので、中国株ファンドへの投資は低迷しております。
こうした調整期間が必要な時期にさしかかったと認識している
のですが、上海株式市場をみてみるとかなり割高な状態にあ
りますので、今後もしばらくは調整が続くかもしれません。
一方、インドの方はタタという財閥系グループの世界進出が凄
まじく近い将来、東証に上場するという噂もあります。
また、フォードの傘下にあったジャガーとレンジローバーの2社
をタタグループの子会社に当たるタタ・モータースが買収してお
り、同社は30万円台の低価格車を発表し、世界中の度肝を抜
き、一躍脚光を浴びることとなりました。
上述したように、インド企業の多くが独自のM&A戦略を駆使し、
世界進出を果しており、今後もその勢いは増しそうです。
こうした点を考慮しても、BRICs関連のファンドへの投資は依然
として魅力が大きいので、今後も多いに期待したいところです。
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