もし、投資信託で資産運用を検討されているのであれば、今現在の
株式市場の状況下から、実際に株式投資信託などへ投資すること
に対して不安視されるかと思います。
すでに昨年の年初来高値から半分以下にまで低迷してしまったの
ですから無理もありません。また、今後もさらに金融不安が長引く
ようでしたら下落する可能性も否定できません。
しかし、これほどまでに大きく下落することによって、これから投資
信託に投資される方にとってはチャンスでもあります。
大きな理由としては安値を拾え続けることができるからで、一辺に
運用資金全部を投入することはもちろん危険です。
ですので、３ヶ月おきにくる日米の四半期決算の状況を確認した上
で少しずつ買い集めていくことでリスクを低減できます。
そして、実際にどのような投資信託を選べばよいかについてですが、
まず、海外株式を中心に投資している投資信託は情報を入手する
上では非常に不利な立場にあります。
ですので、日本株を中心に運用されている投資信託が良いのです
が、新しい投資信託の購入は過去の実績を当然のことながら確認
することができないので控えるべきです。
その点運用期間が比較的長い追加型投資信託であれば、これま
での基準価格の推移や分配金などが過去の実績から調べられ
ますので投資効果を測る上でも安心度が高いと思います。
すでに基準価格を大幅に減らしている可能性が高いですが、時間
をかけて上昇に転換する可能性が高いものを選んで少しずつ保有
口数を増やすことで運用されるとよいでしょう。
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